1964年7月4日大阪府生まれ。
2001年 JBワールドチャンピオン
2001年/2003年 JBワールド年間ポイントランキング5位
2004年 JBワールドチャンピオン
2005年 JBTOP50 年間ポイントランキング10位
2005年 JB ELITE5 優勝
2006年 JBTOP50 年間ポイントランキング3位
JBの創成期よりトッププロとして活躍。プロトーナメントにおける主要なタイトルをすべて獲得しており、多くのファンを魅了している。トーナメントアングラーとしてだけではなく、“IMAKATSU”ブランドをはじめ数多くのタックル開発を手がけるなど、幅広い分野にわたって第一線で活躍を続けている。

2007年、私は病気療養のため、長期にわたってプロアングラーとしての活動休止を余儀なくされた。もしも私がトーナメントやガイドだけで収入を得ていたら、この活動休止は致命的なものとなっていたことだろう。つまり、これから釣りでプロを目指そうと考えるのであれば、こういったトラブルをも視野に入れた長期的なビジョンをもつ必要があるというわけだ。
釣りが好きで夢を追い続けたいという気持ちは、私にもよく分かる。しかし、その一方で現実を見据えなければ釣りを職業にすることは難しいだろう。トーナメントを例に挙げるなら、純粋に賞金だけで生計をたてられる環境は国内に存在しない。「それでもトーナメントで……」と考えるなら、アメリカに行くしか選択の余地はない。ただし、それには充分な活動資金とアメリカに骨を埋めるほどの覚悟が必要。たとえアメリカで成功しても、その実績が日本で評価されるケースは稀なのだ。
日本の活躍を望むのであれば、卓越した釣りの技術に加えて「something else」が必要だ。ITに関するスキルや英語力は、あらゆる業種を目指すうえで、もはや必須だといえるだろう。
これらは少々厳しい注文だと思うかもしれない。ところが、釣り業界は他の業界と比べてIT環境もまだまだ遅れているし、英語力に長けた人材も少ない。つまり、そこには多くのチャンスが埋もれているのだ。長期的なビジョンをしっかり描き、そこに向かって邁進してほしい。