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スポーツ業界からのメッセージ

スポーツ業界×スポーツカレッジ

プロのスポーツシーンから次代のスポーツプロフェッショナルへ。
MESSAGE FROM PROFESSIONALS

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鈴木清氏 福岡ソフトバンクホークス  コンディショニングトレーナー

選手のためにできる最大限は何かをいつも探している。長いシーズンを戦い抜くためのコンディションを守るために。
鈴木清氏 福岡ソフトバンクホークス  コンディショニングトレーナー

選手との会話を通じて「本当のコンディション」を探る。

選手とコミュニケーションをとる時に気をつけていることは、まず個人個人の性格を把握すること。例えば、ちょっと痛いものを大きな表現で痛いという選手と、普段あまり痛いとは言わない選手が痛いと言う場合は、「痛い」の尺度にもすごく差が出ます。だから、私たちトレーナーは、選手が言うコンディションと「本当のコンディション」がどうなのかということを、コミュニケーションで探っています。また、ケガをして自分に腹を立てている状態なのか、気分が落ち込んでいる状態なのか、選手の心が今どういう状態なのかでかける言葉が変わってきます。身体の状態と心の状態をきっちり把握するために、普段の選手との会話の中で、いつもと違う不自然な表現などがないか、言葉の端々には気をつけていますね。

長期間の戦いをサポートする球団のトレーナーとして。

野球は、他のスポーツに比べてシーズンが長いスポーツです。いったん始まるとシーズン終了まで非常に多くのゲームを戦わなくてはなりません。ですから、トレーナーは選手が長期間の戦いに耐えられるコンディションを維持するために、いかに日々のサポートをすればよいかを常に考えています。 オフシーズンも仕事はしています。ケガ人と一緒に練習したり、アメリカに実習にいって新しい情報を仕入れたり。医療器具やトレーニングの道具、リハビリに関する研究発表などを見聞きして、最新の知識を得るようにしています。それは、その情報を選手にフィードバックして、選手のパフォーマンスが少しでも向上すれば、選手のケガが一日でも早く治れば、というトレーナーの信念のようなものでしょうか。

選手が真剣に取り組むキャンプ。他にはない実習経験ができる。

キャンプは球団全体が真剣に取組む大事なものですし、実習とはいえ仕事ですから、キャンプ実習に参加した学生には厳しく接しようと決めて臨んでいます。今年の二人にも例年以上に厳しく指導していますが、毎日一生懸命やってくれています。今までに指導したスポーツカレッジの学生も、みんな礼儀正しく元気でしたね。ひとつでも何かいい物を盗んでやろうというきもちがあるので意欲的に取り組めているのだと思います。

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西村剛氏 大阪エヴェッサ アスレティックトレーナー ストレングス&コンディショニングトレーナー

プロ選手に頼られ、選手が全力でプレーする姿を見ることが最大の喜び。しかし、そうあるためには不断の努力と、きめ細かな気配りが大切。
西村剛氏 大阪エヴェッサ アスレティックトレーナー ストレングス&コンディショニングトレーナー

自分にしかできないこと、を求めてトレーナーの道を選ぶ

なぜ、私が日本の大学を卒業して、普通に就職しなかったのか?それは、普通に大学へ行って、普通に就職活動して、普通に就職したのでは「自分にしかできないことは、できない」と考えたからです。今、大阪エヴェッサでアスレティックトレーナーとして働いていますが、選手からは頼りにされている存在だと思っています。彼らの体のことを一番良く知っているのは私なのです。また、プロチームなので、フロントの意向もありますし、コーチの方針もありますので、その橋渡し役としても私が存在しています。特に大阪エヴェッサは一昨年の春に誕生したチームであり、みな知らない者同士でしたので、私が選手とスタッフ間のコミュニケーションを円滑に図るための役割も果たしました。

プロ選手を多面的に支える。それがトレーナーの醍醐味。

私の本来の仕事内容としては、選手のケガの予防、万一ケガをした時の治療やリハビリ、ウェイトトレーニングの指導、栄養指導などです。試合のないシーズン中は、朝はウェイトトレーニングを週2回行っていますので、選手の状態に応じた個別メニューを組んで各自トレーニンツしてもらっています。午後からは練習前にテーピングやストレッチ、マッサージなどを行い、練習後もアイシング、ストレッチ、低周波治療などを行います。ケガをしている選手もいますので、個別のリハビリも欠かせません。大阪エヴェッサに所属する全12名の選手が、ベストのコンディションでプレーできるようにサポートする、それが私の役割なのです。

プロ選手の生活も支えている。その自覚で日々自己研鑚。

トレーナーに憧れる学生が増えてきています。スポーツカレッジからもインターンシップ生として大阪エヴェッサに大勢の方が来られています。現場での厳しさを掴んでもらっていると思いますが、私たちの仕事は中途半端ではできないのです。選手はプロであり、プレーすることによってのみ生活の糧を得ているのです。常に選手のことを思って、ささえてあげたいという気持ちがないとできない仕事です。非常に責任の重い仕事なので、興味本位では勤まりません。私は、今もどんどん進化するトレーナーの理論や技術を身につけるためにセミナーに参加するなど、努力を惜しんでいません。みなさんも努力を惜しまず、また、広い視野を持ってチャレンジしてほしいと思います。

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