• トップ
  • CROSSFAITH Interview
  • HEY SMITH Interview
  • サウンドクリエーター講座
  • 激ロック ホームページ
  • skream! ホームページ
  • ボーカルを学びたいなら!ボーカルレッスン無料体験実施中!
  • もっとバンドをかっこよくしたいなら!バンドクリニック無料体験実施中!
  • PAやRECの仕事したいなら!イベント音響無料体験実施中!
  • 資料請求する
  • 体験入学を検索
  • 学校見学の申込

激ロック × Human Academy共同企画 ヒューマンアカデミーだけの特別インタビュー!

HEY SMITH

HEY SMITH

メンバー:猪狩 秀平 (Gt/Vo)
インタビュアー:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

2006年に大阪府豊中市で結成。疾走感と、激しくもポップというスカコアの魅力を爆発させた楽曲スタイルで実力派ライヴバンドとしてシーンの最前線を走ってきた大阪発の5人組、HEY-SMITH。昨年5月にリリースされた3rdアルバム『Now Album』を引っ提げて行われた全国58本に及ぶロング・ツアーでは、全会場を熱狂の渦に巻き込み大成功を収めた。また6月より、国内で圧倒的人気を誇るSiM、coldrainと共に全国を回る合同企画"TRIPLE AXE TOUR 2014"がスタートする。そんな彼らが考える“バンド”、そして“音楽業界”とはどんなものなのか。フロントマンの猪狩 秀平(Gt/Vo)に話を訊いた。

123次のページ

──まず皆さんが音楽を演者として始めるきっかけとなったことを教えてください。
人に影響や感動を与えることが出来る職業に就きたいと、スポーツを見て思いました。特にオリンピックなんですが、スポーツを見てる時に感動して、やる気になる自分がいたんです。そう思った時に俺も何か人に伝えたいと思いました。そこから楽器をとって歌ってというのは自然な流れでした。文化祭やライヴハウスでライヴをして、より確信に変わった感じです。
──“俺もステージに立ってライヴがやりたい!”と触発されるきっかけとなった衝撃のライヴがありましたら教えてください。
アメリカのNOFXのライヴです。登場から吸いながら、飲みながら出て来て、当時の俺には凄く自由に見えました。あんな風に気が抜けてるのにカッコいいバンドになりたいと思ったのがきっかけです。その時はHi-STANDARDも共演していて、洋楽思考だった俺に衝撃を与えてくれました。日本人で世界に通用するバンドになりたいと思った日でした。
──HEY-SMITHは2006年に結成したとのことですが、結成の経緯について詳しく教えていただけますか?
元々は、全員誰かの友達でした。いわゆる地元の近い連れという感じです。誰かの友達は誰かと仲が良くてよく遊んでました。みんな高校でコピー・バンドをしてる頃からの知り合いです。それぞれにバンドを組んでいたりもしたんですが、結局集まったのはこの5人です。
──私の知る限り、結成してから今に至るまでメンバー・チェンジなしで活動してきたようですが、結成してから8年、同じメンバーで続けていくことは難しいことだと思うんですが、この5人でやり続けてこれたのはなぜでしょうか?また今までメンバー・チェンジや解散の危機はありませんでしたか?
あります。そんなコト言いだしたら今もそうですよ。いつもギリギリのところでセーフになる、熟年カップルみたいなもんです。もとからこの5人でやろうという意識が強かったので、みんなメンバー・チェンジも解散も怖いんだと思いますよ。そう思えることが長くやる秘訣ですかね。
──10代、20代前半の頃というと、考え方や大事にするもの、音楽の趣味も、まだ固まっておらず虚ろいやすいものだと思います。活動している中で、音楽性の相違、考え方の相違など起こることはありませんでしたか?
ありませんね。正直俺は、ここ10年聴く音楽は変わってません。今聴いている音楽は間違いなくその先も聴ける音楽なはずです。あと、考え方は違って当然です。むしろ、考え方が違う人間にしか興味がありません。考え方は違っても、主張するコトで同じ場所にいれるのがバンドの楽しいところです。
──今からバンドを組もうと夢見てるキッズにバンドを組むに当たってのアドバイスをください。
頭でっかちになってないで、とりあえずやってみること。知識も大事やけど、経験には絶対に勝てません。経験がないと身に付かない知識がほとんどです。どうしたらいいかとか考える前にまず飛び込んだ方がいい。ライヴハウスでライヴをやりたいのなら、電話して聞くんではなく直接店員に話した方がいい。例えばSony MusicからCDを出したいなら、郵送するんではなくその部署に持っていった方がいい。想像できない環境でもすぐに慣れます。人間は強い。人生はそんなに長くない。とにかく動くことです。
──話は戻りますが、皆さんが音楽を始めた頃、音楽業界ってどういうものを想像していましたか? 漠然としたものでも結構ですので“こんなものなのかな?”という想像はしていましたか?
夢のまた夢って感じでした。俺の知ってるようなアーティストは全員ベンツみたいな。電車も乗らないし、めっちゃモテるし、いわゆるって感じのを想像して、勝手にスターの世界観を作り上げてました。想像通りの人もいれば、全然違う人もいました(笑)。

123次のページ

▲pagetop